「ON PLEASURE BENT/続・カラー・ミー・ポップ」(Flipper's Guitar)
トラットリアレコード全制覇への道その1です。
Trattoria Records全制覇への道(レビュー記事のまとめ)
「on PLEASURE BENT/続・カラー・ミー・ポップ」(Flipper's Guitar)-Amazon
面
裏
ディスク
「所有してますよ」という証拠画像と一緒にお届けして行きます。
一回目なので「カラー・ミー・ポップ」からレビューしたかったんですけど、知人に500円で売ってしまって手元に無いんですよね。なのでmenu.2の「on PLEASURE BENT~続・カラー・ミー・ポップ」からレビューして行きます。
以下収録曲
- winnie-the-pooh mugcup collection ウィニー・ザ・プー・マグカップ・コレクション
- young, alive, in love 恋とマシンガン
- boys fire the tricot ボーイズ、トリコに火を放つ
- the chime will ring やがて鐘が鳴る
- colour field 青春はいちどだけ
- samba parade サンバ・パレードの華麗な噂が
- cool spy on a hot car クールなスパイでぶっとばせ
- big bad bingo ビッグ・バッド・ビンゴ
- 3a.m. op 午前3時のオプ
- camera! camera! camera カメラ! カメラ! カメラ!
- goodbye, our pastels badges さようならパステルズ・バッヂ
- haircut medley
- (01) haircut 100 バスルームで髪を切る100の方法
- (02) favourite shirts / boy meets girl* 好き好きシャーツ
- slide スライド
- love train ラヴ・トレイン
フリッパーズギターのオールタイムベスト的なライブ盤です。
@zbptさんも#私を構成する9枚(だっけ?)に入れてた作品ですね。確かこれってフリッパーズギターの二人に了承も得ずに関係者が勝手にリリースした作品なんですよね。(演奏が下手すぎてコンプレックスに感じてたみたいな理由だったと思う)
ウィキペディアの方にも書いてありますが、このアルバムならではの聴きどころは「cool spy on a hot car クールなスパイでぶっ飛ばせ」以降で東京スカパラダイスオーケストラがゲスト出演しているところと、スタジオ音源化されていない「 favourite shirts / boy meets girl* 好き好きシャーツ」(haircut100のカバー)が収録されているところですね。
menu.1の「カラー・ミー・ポップ」にもこの作品と同一テイクの「young, alive, in love 恋とマシンガン」が収録されていますが、洗練された仕上がりのスタジオ音源を全く再現できていないにも関わらず、リピートして聴きたくなるような変な中毒性を有しているんですよね。ネオアコースティックというジャンルで括られている楽曲が多かった彼らですが、ライブ音源は全編を通して、荒く、速い、ビートパンク的な何かを想起させるような感じのものになっています。(Vampire Weekendのライブを見た時に"フリッパーズギターのライブ盤っぽいな"って思ったりしたもんです)
Amazonのレビューでも触れている方が見えますが、フリッパーズギターのライブパフォーマンスの屋台骨になっているのはドラムのYoshieさんですよね。これを聴くだけの為に買う価値があるほどパワフルな演奏を聴かせてくれます(その割に自身のソロワークスは癒し系サウンドなんですよね)
ラウドなリフで始まる幕開けから(「ウィニー・ザ・プー・マグカップ・コレクション」の次が「恋とマシンガン」って本来メチャクチャな曲順なのにこの盤に限れば違和感がないんですよねw)、折にセンチメンタルナンバーを挟む中盤戦を経て、あっけらかんと収束する幕切れまで、中弛みする事無く一気に聴ける名盤だと思います。(信者補正が入ってるので予備知識無しで聴いても良いと思えるのかは知らない)
おすすめ指数
★★★★★(フリッパーズギターが好きな人にとっては)
テレビ番組出演時のライブ映像
録画状態が良くないという事もあると思うのですが、それを差し引いても下手ですね・・w音源は素晴らしい出来なんですけどね。